限られたリソースで受注を3.6倍にする仕組みを公開~働き方改革のキーワードは「エンゲージメント」と「情報の見せる化」~
- レポート
セミナー概要
【東京】6月20日にソフトブレーン、ベネフィット・ワンの2社共催セミナーを開催しました。
近年、労働人口減少、長時間労働抑制といった問題に対し、政府主導で「働き方改革」が推進されています。そうした中、企業には「限られたリソース(人、時間)で売上拡大を目指す」という難しいミッションが求められており、そのためには何に着手すればよいのか悩んでいる企業も少なくありません。
そこで営業の生産性向上の観点から働き方改革を支援するソフトブレーンと、社内ポイント制度により承認でエンゲージメントを高めることができるインセンティブポイント事業を展開するベネフィット・ワンの2社で「限られたリソースで受注を3.6倍にする仕組みを公開~働き方改革のキーワードは「エンゲージメント」と「情報の見せる化」~」をテーマに共催セミナーを実施しました。
まず第一部は、「「承認」でエンゲージメントを強めるセールスパフォーマンスマネジメント」と題してベネフィット・ワンの瀧田好久執行役員インセンティブ事業部長が講演。営業職を取り巻く環境の変化と今後10年間の労働力人口と市場変化を背景に、「外的な動機づけ資源(報酬)も限界に」、「受け身な働き方では通用しない」、「急激な人材不足・多様化・働き方改革始動」といった企業、そしてビジネスパーソンが直面している課題を解説しました。そしてこれらの課題を解決する手法として「物理的な欲求ではなく、精神的な欲求を満たすこと」が重要であり、賞賛や金銭的報酬ではない承認、具体的には「顧客からの感謝の言葉」や「自身の仕事がメディアで紹介された」、「別の部署の人間からお礼を言われた」といったことが現代のビジネスパーソンのモチベーションに繋がり、「従業員と会社の感情的なコミットメント=エンゲージメント」を高めることを明らかにしました。
また承認により、実際にエンゲージメントが高まった事例として大手外資系生命保険会社のケースを紹介。仕事の「見える化」「見せる化」によりセールスパフォーマンスを定量的に評価し、「楽しさ」を持たせて「制度化」することで持続的なモチベーションUPにつながっていること。その制度化を簡単に実現するツールとしてインセンティブポイントサービスを紹介しました。
第2部では「プロセスの「見える化」と情報の「見せる化」が実現する営業改革」をテーマにに当社取締役の長田が講演しました。多くの企業が生産性向上のためにIT投資を実施し、ワークスタイルを変革しようとしていますが、想定通りの成果につながらず、生産性向上につながらないといったことは少なくありません。
そうした現状に対し、長田から、戦略としてノンコア業務とコア業務を整理し、コア業務への注力することと、戦術として業務の見える化を進め、ボトルネックを改善する、この2つにより生産性を高めていくことが重要であること、そのためには責のIT投資と徹底的に実践させることが重要であることを説明しました。
セミナー後、参加者からは以下のような感想をいただきました。
「限られた予算の中で現金による報奨をしてきたが、モチベーションアップにつながっていないのが現状。そんな中、今日の承認とエンゲージメントの話は非常に新鮮に感じられました」
「行動内容を明確にすることで、改めて目的を明らかにする重要性を感じました」
今話題の働き方改革について、様々な角度からアプローチできることを感じていただけたようです。
ソフトブレーンでは、今後も参加した皆様の業務の改善のヒントが見つかるようなセミナーを随時、開催してまいります。