【最新版】タスク管理アプリおすすめ15選! 特徴やメリットをご紹介
営業活動を行っていく上で重要なタスク管理。
タスク管理とは、やるべきことをピックアップし、優先順位をつけてスケジュールに落とし込むことです。部分的にでもタスク管理のツールやアプリを導入することで、業務の改善に成功した事例は多くあります。
そこで今回は、5,500社以上の業務効率アップを実現してきた弊社が、タスク管理のやり方や基本、数あるアプリの中でもおすすめのツール15選をご紹介します。
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そもそもタスク管理とは
タスクとは、与えられた任務や課題、一定期間内に終える必要のある仕事や職務のことを指します。仕事の現場では、自分の役割として果たすべき事柄を主体的に計画して実行することが、タスクを管理するということといえるでしょう。
ToDoは個人のタスクに焦点を当てた場合の「やるべきことの一つひとつ」のことで、個人の日常生活のなかでやるべきこと、仕事としてやるべきことのどちらも当てはまります。しなければいけないことのヌケモレをなくして期限通りに実行するために、ToDoリストを作って管理します。
いうまでもなく、タスク管理はあらゆる業務に必要なことであり、連携して行う仕事など自分ひとりでは完結できないタスクもあることから、組織的にタスクを管理する仕組みが求められます。
参考:タスク管理とは? 基本知識からより効率的な管理方法、ツールをご紹介
タスク管理アプリの導入目的
タスク管理アプリは、個人が自分のタスクを管理する際に役立つほか、組織やチームをマネジメントする側にも大きなメリットをもたらします。タスク管理アプリを導入する目的は次の2点に集約されます。
組織・チームのマネジメント
組織として目標を達成するためには計画が必要です。そして計画は、目標達成に必要なプロセスと各プロセスに応じたリソースを割り当て、それをいつまでに達成するかを決めることです。
計画をスムーズに進行させて期限通りに実現するためには、個々のメンバーに割り当てたタスクの進捗を把握し、進捗に応じて軌道修正を加えるなど、管理者側から個々のタスクを管理する必要があります。
タスクを可視化して進捗を管理するタスク管理アプリは、管理者側にとっても重要な役割を果たすツールとなります。
個人のタスク管理
個人に割り当てられたタスクを遂行するためには、それぞれのタスクを複数のToDoに分解し、それを一つひとつ完了していくことが求められます。
その際、リードタイムや実行に要する時間と労力、必要な関係者との調整などを考慮し、一つひとつのToDoの重要度や優先順位を決めることがタスクをこなしていく上で重要なポイントです。
タスク管理アプリは、個人がタスクを整理して優先順位づけを行い、効率的にタスクを完了させるためにも役立ちます。
タスク管理アプリに求められる機能
タスク管理アプリには以下の主要な機能があり、導入にあたっては自社に必要な機能を検討してみることをおすすめします。
ToDoリスト
個人が自分のToDoを登録し、やるべきこととその優先順位を検討・確認するためのリストです。入力・編集のしやすさが選ぶ際のポイントです。
タスクのオプション設定
タスクを登録する際に、タスクの期限の設定やそれにもとづくリマインダー、サブタスクへの展開、タグ付けなど、製品によってさまざまなオプションを設定できるものがあります。
ガントチャート
プロジェクトの工程をチャートであらわしたものがガントチャートです。全体のタスクの順番と日付にもとづく計画と進捗を可視化することができます。
カンバン
タスクをカード化し、カードの配置によってタスクをグルーピングする機能です。カードにToDoを記載し、タスクの進捗に従ってカードを移動させるといった使い方をします。テキストだけでなく、画像やリンクを挿入できるものがほとんどです。
コメント・メッセージ・ファイル添付
管理者やタスクの共有者に対してコメントやメッセージを入力することができる機能です。タスクのコラボレーションに役立ちます。この機能を使ってファイルのやり取りをできるものなどがあります。
参考:おすすめのタスク管理方法は?アナログとアプリどっちにする?
タスク管理アプリの選び方
タスク管理アプリを選ぶ際には、以下の3つの点を検討することが重要です。
入力・確認のしやすさ
タスクの追加・編集操作や、進捗確認の際のインターフェースの使い勝手は業務効率に大きく影響します。本来の業務ではないタスク管理に時間をとられないように、直感的でわかりやすいインターフェイスである必要があります。
必要な機能への対応
タスクに設定するオプションの種類やガントチャートが使えるかどうかなど、組織のタスク管理ニーズによって求められる機能は異なります。ひとつの機能が組織の生産性に大きく関わるケースもあることから、必要な機能を見きわめることが重要です。
共有・連携の自由度
メンバー間で進捗や情報を共有し、ファイルやコメントをやり取りできる機能は、チームの生産性を高めていく上で不可欠です。カレンダーやチャットアプリなどと連携できる自由度が高いことも、タスク管理アプリの使い勝手に影響します。
タスク管理のコツ
次のような点を心がけることがタスク管理を上手に行うためのコツです。
緊急度と重要度による優先順位付け
タスクには期限があり、限られた時間のなかで最も高い成果をあげるためには、各タスクに対するリソース投入の度合いと着手すべき順番を決める必要があります。その際に、タスクを分類する切り口となるのが緊急度と重要度です。
期限が近く緊急度の高いタスクは優先度も高いといえますが、負荷の大きさや成果に対する影響など、重要度が高いと考えられるタスクも平行して進める必要があります。
それらを総合して、最も効率的な仕事の進め方を決めることは、パフォーマンスを左右するとともに、精神的な負担軽減につながります。
バッファを設ける
スケジュールや計画はかならずしも予定通り進行するとは限りません。所要時間の見積りが甘かったり、突発的なトラブルが発生したりすることは、よくあることです。
想定どおりに仕事が進まない原因は、自分自身にある場合のほか、ワークフローが依存関係にある他者によるもの、他の外的要因によるものなどさまざまです。タスク遂行を妨げる可能性のある要素を想定し、余裕をもった期限を設定する必要があります。
改善と標準化
タスク管理アプリを使って共同で仕事を進める経験が増えていくと、タスクへの取り組み方に対する改善点が見えるようになります。改善されたタスク処理方法は共有して標準化することが全体のパフォーマンスを高めることにつながっていきます。
おすすめのタスク管理アプリ15選
Google ToDoリスト
特徴 | ・あらゆるデバイスからタスクを入力・確認できる ・タスクに詳細情報を追加、サブタスクの作成が可能 ・Googleのさまざまなサービスと連携可能 (Googleカレンダー、Googleアシスタント、Gmail、Google Chat、Googleドライブ) ・GmailやChatから個人・グループのタスクを作成可能 ・カレンダーを共有してグループでのタスク管理ができる ・期限設定と通知機能でタスクの進捗管理ができる |
対応OS | Android/iOS |
無料/有料 | 無料 |
Microsoft To Do:Lists&Tasks
特徴 | ・クロスプラットフォームな利用環境 ・タスクのオプション設定(期限、サブタスク、リマインダー、繰り返し、タグ付け、メモ、等)が豊富 ・リストのカテゴリ分けができる ・Outlookタスクとの統合など、Microsoftのサービスと連携可能 ・独自のアルゴリズムによるToDoの優先順位づけ提案機能 |
対応OS | Android/iOS |
無料/有料 | 無料 |
Notion
特徴 | ・共有して利用できる応用の幅が広いオールインワンワークスペース ・ToDoリスト、テーブル、カンバン、ガントチャートなど、さまざまなツールと関連付けてタスク管理が可能 ・タスクに複数の情報の紐づけが可能 ・共有のレベル設定が可能 ・カスタマイズの自由度が高い |
対応OS | Android/iOS |
無料/有料 | Free:無料 Plus:8ドル/ユーザー/月 Business:15ドル/1ユーザー/月 Enterprise:要問合せ ※料金による制限は、招待可能なゲスト数、ページ履歴の保存期間、高度な分析機能など |
Any.do
特徴 | ・個人のタスク管理とタスクのチームでの共有に加え、タスク管理画面上でチャットのやり取りが可能 ・主要な機能は、タスクリスト、リマインダー、カレンダー、デイリープランナー ・タスクのスケジューリングをAIが提案してくれる機能 ・Googleカレンダーと同期できる ・スマートフォンのウィジェットから利用可 ・サブタスクへの分割、カラータグによる視覚的な整理 ・カンバンビュー、カレンダービュー、テーブルビューなどさまざまな切り口でタスクを管理できる ・家族で使うための共有食品リストやファミリーボードを作成可能 ・6,000種のアプリと連携可能 |
対応OS | Android/iOS |
無料/有料 | Personal:無料(基本機能のみ) Premium:5ドル/月(AI機能、カラータグ、リマインダー等利用可) Family:8ドル/月(ファミリー向け機能が利用可) Teams:8ドル/ユーザー/月(無制限のプロジェクトボードとメンバー、管理者権限を利用可) |
Trello
特徴 | ・カンバン方式のプロジェクト管理が特徴のタスク管理ツール ・プロジェクトとタスクの全体を見渡しやすい ・ダッシュボードビューでチーム全体の進捗を可視化 ・カレンダービューで進捗と担当別のワークロードを管理できる ・進捗別、担当別などカスタマイズの自由度が高い ・ルール、コマンド、ボタンを作成してアクションを自動化できる ・Slack、Github、Salseforce、Outlook、Googleなど他のプラットフォームと連携可能 ・ユーザーコミュニティで実証された数多くのテンプレートを活用可能 |
対応OS | Android/iOS |
無料/有料 | FREE:無料(個人向け) STANDARD:5ドル/月(小規模なチーム向け) PREMIUM:10ドル/月(複数のプロジェクトを管理する必要があるチーム向け) ENTERPRISE:17.50ドル/ユーザー/月(セキュリティと権限管理が必要な企業向け) |
Todoist
特徴 | ・10を超えるアプリとアドオンを使うことで、ウェアラブル端末等あらゆる端末で利用できる ・プロジェクト、優先度、ラベル、説明、セクション&サブタスクなどさまざまな切り口からタスクを管理できる ・簡単な操作でToDoリストの共有・分割、タスクのアサインが可能 ・タスクのコメント機能でファイル、音声メモ等のやり取り可 ・共有ワークスペースをパブリックとプライベートに分けて作成 ・タスク表示のフィルタリング、ラベルの追加が可能 ・管理者による権限設定が可能 |
対応OS | Android/iOS |
無料/有料 | 初心者:無料(個人プロジェクト5件まで 1週間の履歴) プロ:488円/月(個人プロジェクト300件、無制限の履歴、AI assistantなど) ビジネス:688円/ユーザー/月(無制限のメンバー・プロジェクト、権限設定など) |
Wrike
特徴 | ・作業管理プラットフォームと称されるタスク管理・プロジェクト管理ツール ・カスタマイズ可能なダッシュボードでチーム全体の作業と進捗を共有可能 ・タスク、フォルダ、プロジェクト管理ツールを複数の場所で管理できるクロスタグ ・複数のプロジェクト管理ができるガントチャートで作業スコープと依存関係を可視化 ・Slaick、Box、Gmail、Salesforce等、400以上のツールと連携可能 |
対応OS | Android/iOS |
無料/有料 | Free:無料(活動を開始したチーム向け) Team:9.80ドル/ユーザー/月(成長を遂げているチーム向け) Business:24.80ドル/ユーザー/月(企業全体のあらゆるチームで活用できる) Enterprise:要問合せ(セキュリティが重要視される企業向け) Pinnacle:要問合せ(より複雑な業務ニーズに対応) |
Asana
特徴 | ・世界的190カ国、100万以上のチームで利用されるプロジェクト管理ツール ・カンバンボード、リスト、タイムライン、カレンダー、ガントチャートで整理できるプロジェクトビュー ・フォームによるリクエストと承認プロセスを合理化 ・ワークフローの自動化を可能にするカンバンボード ・部門を超えたコミュニケーションを可能にするメッセージ機能 ・レポートダッシュボードで進捗とパフォーマンスを可視化 |
対応OS | Android/iOS |
無料/有料 | Personal:無料(個人、少人数のチーム対象) Starter:1,200円/ユーザー/月(成長しているチーム向け) Advanced:2,700円/ユーザー/月(複数部門横断のプロジェクト向け) |
Jira
特徴 | ・ソフトウェア開発チーム向けのプロジェクト管理ツール ・インタラクティブなガントチャートでメンバーの同期を維持 ・カンバン方式のアジャイルボードで作業を管理 ・予測と管理、課題分析が可能な多くのレポートを出力可 ・リポジトリと開発ステータス、DevOpsを可視化 ・ソフトウェア開発以外にも、マーケティング、デザイン、営業、人事などさまざまなプロジェクト向けのテンプレートを利用できる |
対応OS | Android/iOS |
無料/有料 | Free:無料(10ユーザーまで、2GBストレージなど) Standard:1,070円/ユーザー/月(250GBのストレージ、 営業時間サポートなど) Premium:2,090円/ユーザー/月(無制限のストレージ、AI、年中無休サポートなど) Enterprise:要問合せ(セキュリティの一元管理、ユーザーサブスクリプションの一元化など) |
NOZBE
特徴 | ・プロジェクトとタスクを共有しコメントのやり取りで完結する、個人や小規模チーム向けのタスク管理ツール ・重要度と緊急性が高いタスクを確認する優先ビュー、共有タスクを管理する受信ビューなど、個人の使い勝手に配慮 ・タスクにリンクすることができるため、タスク同士の関連づけができる ・それぞれのタスクの進捗を網羅的に把握できるアクティビティ ・スペースを共有単位としてチームのタスクを管理 |
対応OS | Android/iOS |
無料/有料 | 無料プラン:無料(3ユーザー、3プロジェクト、ストレージ500MBまで) Premium:1,180円/ユーザー/月(20GBのストレージ、タスク・プロジェクト履歴に制限なし) Business:1,780円/ユーザー/月(ストレージ無制限、複数の部署、ビジネスに対応) |
Monday.com
特徴 | ・プロジェクト管理、タスク管理に加え、リソース管理、ポートフォリオ管理が可能 ・カンバン、ガントチャートなどさまざまなビューでタスクやプロジェクトの状況を把握 ・ほしい情報を30以上のウィジェットから選べるダッシュボード ・コード不要のビルディングブロックであらゆるニーズに対応するワークフローを作成 ・200以上の自動化レシピを選択可能 |
対応OS | Android/iOS |
無料/有料 | 無料:無料(最大2ユーザー、最大3ボードまで) ベーシック:1,300円/ユーザー/月(ストレージ5GB、タスク・閲覧者無制限など) スタンダード:1,650円/ユーザー/月(250アクション/月の自動化と統合、ダッシュボード組み合わせは5つまで) プロ:3,200円/ユーザー/月(25,000アクション/月の自動化と統合、ダッシュボードは10) エンタープライズ:要問合せ(エンタープライズ規模のワークフローの構築、ダッシュボードは50) |
My Redmine
特徴 | ・プロジェクト単位で業務を管理するプロジェクト管理ツール ・タスクをチケットに登録することでステータスとワークフローを確認 ・チケットにコメントの挿入、ファイル添付が可能で履歴が残る ・タスクごとに工数や作業時間を入力可能 ・マニュアル、仕様書などWikiにまとめて共有 ・チケットをまとめてロードマップとして管理 ・モバイルは専用クライアントアプリが必要 |
対応OS | Android/iOS |
無料/有料 | スタンダード:10,000円/1,000ユーザー/月(ストレージ200GB、IPアドレス制限100個) ミディアム:14,000円/1,000ユーザー/月(ストレージ400GB、IPアドレス制限100個) エンタープライズ:28,000円/2,000ユーザー/月(ストレージ800GB、IPアドレス制限200個) |
Jooto
特徴 | ・カンバン方式のタスク・プロジェクト管理ツール。ブラウザ、アプリから利用可能 ・主要な機能は、ガントチャート、フィルター、通知、コメント、チェックリスト、通知 ・タスクに紐づく数値管理機能により、工数や時間、金額などを担当別、期間別に出力できる ・プロジェクト横断管理機能によりプロジェクトをまたいで全タスクを把握できる ・SlackやChatwork、Googleカレンダーなど、外部ツールとの連携も可能 |
対応OS | Android/iOS |
無料/有料 | 無料プラン:無料(ユーザー4名、ストレージ100MB、アップロード10MBまで) スタンダートプラン:417円/ユーザー/月(プロジェクト作成数・タスク保存期間無制限、アップロード300MBまで) エンタープライズプラン:980円/ユーザー/月(ストレース10GB✕ライセンス数、アップロード制限1GB) タスクDXプラン:要問合せ(ストレージ2T、アップロード制限1GB) |
Backlog
特徴 | ・ガントチャートで他のメンバーのタスクの進捗も確認可能 ・カンバンボードで直感的にタスクの状態を更新 ・マイルストーンの設定と可視化が可能 ・課題とファイルを共有してコメントでコミュニケーション ・バーンダウンチャートで残タスク量を可視化 ・関連するタスクを親子課題として紐づけ ・主要プラットフォーム、チャットアプリ、タスク管理アプリと連携可能 |
対応OS | Android/iOS |
無料/有料 | スタンダード:17,600円/月(プロジェクト数100、ストレージ30GB) プレミアム:29,700円/月(プロジェクト数無制限、ストレージ100GB、2段階認証必須) プラチナ:82,500円/月(プロジェクト数無制限、ストレージ300GB、2段階認証必須) |
eセールスマネージャー
特徴 | ・営業に特化したタスク管理アプリ ・スケジュールにToDoが自動登録 ・ToDoのオプション設定(期限、開始・終了、優先度、進捗率、公開レベル、ステータスなど)が豊富 ・タスクに紐づけて訪問先、面談者、過去の商談などを確認することができる ・タスクのステータスと商談の内容が管理者に自動転送されるため報告業務を効率化 |
対応OS | Android/iOS |
無料/有料 | Remix MS(30名以下) グループ:1,000円/ユーザー/月 スタンダード:3,500円/ユーザー/月 Remix Cloud:(31名以上) スケジュールシェア:3,000円/ユーザー/月 ナレッジシェア:6,000円/ユーザー/月 スタンダード:11,000円/ユーザー/月 |
参考:【2023年版_図で比較】タスク管理・todo管理ツールのおすすめ14選を徹底比較!
タスク管理アプリの特徴を理解し、自社の状況に合わせたツールの選択を
タスク管理の重要性は潜在化していることが多いため、部署ごと、目的ごとをしっかり洗い出してからツールを選択することが成功の鍵です。
たとえば、営業部の業務改善に力を入れたいと考えた場合には、今回、紹介したeセールスマネージャーRemix Cloudをまず試すことが最適です。
アプリの特徴とチームの特性を考え、ツールを選択してみましょう!