最新版 営業効率化ツールおすすめ16選 顧客を増やすAI時代の最先端ツール
競争がより一層激しくなる時代、営業は可能な限り業務を効率化し、顧客の課題解決という最重要業務にフォーカスする必要があります。そのために役立つAIや最新テクノロジーを搭載したツールを、営業ステップごとに5種類に分けて紹介します。
営業活動をより楽に、より大きな成果を挙げたい営業パーソンは、ぜひお読みください。
見込み客リスト作成ツール
同業他社との競争がますます激しくなる時代、どのように見込み客リストを作るかは頭の痛い問題です。
そんなときに役立つのが、見込み客リスト作成ツール。最近はAIを活用し、ゼロからリストを作成してくれるツールがあります。まずは見込み客獲得のステップで役立つツールを確認していきましょう。
APOLLO SALES (アポロセールス)
利用料金:月額数万円~、詳細は要問い合わせ
APOLLO SALESはアプローチしたい企業の条件を指定すると、インターネット上の情報を検索して該当する企業のリストを自動的に作成するツールです。
作成したリストをもとに、自動でメール送信を行えます。メールが開封されたかどうかも確認できます。
これらの情報を元にテレアポを行うことで、営業活動を効率よく進めることが可能です。
GeAlne(ジーン)
利用料金:月額40,000円~
GeAIneは「問い合わせフォーム」にフォーカスしたツールです。
企業名と企業のURLをもとにWebサイトを巡回し、問い合わせフォームや問い合わせ用メールアドレスを見つけたら貴社の営業文章を入力。
営業文章はAIにより自動で作成し、送信も自動で行えます。また、文章パターンを複数登録して、A/Bテストを行うことも可能です。
忙しい担当者の手を煩わせずに効果的な営業メッセージを送付し、新規顧客の獲得につなげることが可能です。
Musubu(ムスブ)
利用料金:無料版あり。有料版は月額45,000円~
上場企業・未上場企業を含め、140万件超の企業情報を保有するツールです。すでに通算11万社以上の企業で使われました。
地域や業界・業種だけでなく、売上規模や従業員数など、多種多様な項目を活用してアプローチする企業を絞り込めます。
すでに成約済みの顧客情報をもとに学習し、成約可能性が高い企業を提案する機能もあります。画面はシンプルで直感的、マウス操作だけで営業リストを作成できる使いやすさも魅力です。
SALES BASE(セールス ベース)
利用料金:100,000円~/リード獲得の成果報酬とオプションは別料金
SALES ROBOTICSが開発したツールで、Salesforceとの連携が可能。400万社の企業データベースから、商品・サービスに合わせて見込み客候補を選定し、さらにアポ取りまで行ってくれるサービスです。
見込みが高い顧客に訪問先を絞れるため、営業部門の負荷軽減と受注率アップを両立できます。
見込み客育成ツール
見込み客育成のプロセスは、リードナーチャリングと呼びます。
リードナーチャリングをサポートする見込み客育成ツールやMAツールには便利な自動化機能が搭載されているものが多く、見込み客育成に必要な人的コストを削減できます。
ここではおもな4つの見込み客育成ツールを確認していきましょう。
なおリードナーチャリングやMAツールについては、以下の記事もあわせてご参照ください。
参考:リードナーチャリングとは? 実践的な手法と失敗しないための注意点を紹介!
参考:MA(マーケティングオートメーション)とは?ツール導入方法や活用事例
Adobe Marketo Engage(アドビ マルケト エンゲージ)
利用料金:要問い合わせ
代表的なMAツールのひとつで以下の特徴を持ち、マーケティングに役立つツールです。
- AIを活用して、アプローチすべき顧客や顧客ごとに取るべき施策を適切に決定できる
- 見込み客と接するさまざまなチャネルで、コンテンツや顧客体験をパーソナライズできる
- Salesforce、Microsoft Dynamics CRM、SAPとの統合が可能
製品の活用により、Adobe社は商談スピードが25%増加、平均成約額が21%増加、成約率3倍という成果を公表しています。
HubSpot(ハブスポット)
利用料金:無料版あり、有料版は月額2,160円~
HubSpotは無料版でも、Eメールマーケティングやランディングページの作成、ブログ作成、リターゲティング広告などのMA機能を活用できます。
有料版の「Marketing Hub」では無料版の機能に加えて、CTAや複数通貨対応、個別の技術サポートなどを受けられます。
ブログやランディングページなどのコンテンツを活用して、インバウンドマーケティングにより見込み客を獲得する用途に向くツールです。
SATORI(サトリ)
利用料金:月額148,000円~ (初期費用300,000円)
SATORIは日本製のMAツールです。
ツールに登録済みの顧客はもちろん、匿名ユーザーについてもサイト内の行動を計測でき、アプローチすべき適切なタイミングを提示します。
また、見込み客の興味・関心に応じて適切な情報提供を行い、リードナーチャリングを行います。
将来の顧客に対して、適切なアプローチを取れる機能は魅力的です。
List Finder(リストファインダー)
利用料金:39,800円~(初期費用100,000円)/フリープランは無料
シンプルな画面で使いやすい、BtoB向けの国産MAツールです。
以下に挙げる、魅力的な機能やサービスを備えています。
- アクセス解析機能があり、自社の商品やサービスを検討中の顧客がわかる
- 顧客がサイトにアクセスすると、メールで通知される
- 一斉メール配信で休眠顧客を掘り起こせる
- PDFのデータをWebコンテンツにする機能がある
- 名刺管理ツールSansanとの連携が可能
- 名刺のデータ化の依頼が可能
- 導入時からコンサルタントが無料でサポート
顧客との関係を築くツールは、こちらの記事も参考にしてください。
参考:CRM(顧客管理)ツール【2023年最新_20選】徹底比較!
テレアポ・電話対応用ツール
見込み客の獲得には、電話を使った「テレアポ」もよく活用されています。
リアルタイムでのやり取りができる一方で、記録を残すためには録音が必要です。また、データとして活用するためには、文字起こしや通話内容の解析も求められます。
この課題を解決するため、AIを活用したツールが実用化されています。テレアポ業務の改善と効率化に役立つ内容を、確認していきましょう。
MiiTel(ミーテル)
利用料金:月額5,980円~
MiiTel は電話を活用して、営業成績や業績アップを後押しする日本製のツールです。以下のように、営業活動の効率化と改善に役立つ機能が揃っています。
- 電話番号をクリックするだけで電話をかけられる
- すべての通話を自動で録音し、自動で文字起こしして要約する
- AIの音声解析を活用して、成績の良い営業担当者の話し方を可視化できる
- 電話がかかりやすい曜日や時間帯を割り出せる
- CRM/SFAツールや Slack との連携が可能
pickupon(ピクポン)
利用料金:月額6,000円~(閲覧用アカウントは無料)
pickuponは、CRMやSFAを活用中の企業におすすめです。
顧客と電話で会話した内容をAIで要約し、お使いのCRMやSFAに自動で入力。音声による情報も残します。
CRMやSFAから直接電話をかけることも可能で、電話による顧客対応をスムーズに行えることが魅力です。
営業・商談活動サポートツール
商談の機会をつかんだ後は、顧客のニーズを理解し、問題解決または改善のための提案を行っていきます。
このときに役立つのは、営業支援(SFA)や顧客関係管理(CRM)のツールです。
おもな4つのツールを紹介しますので、それぞれの特徴をご確認ください。
またCRM/SFAについて詳しく知りたい場合は、以下の資料もご参照ください。
Salesforce(セールスフォース)
利用料金:月額3,000円~
代表的な営業効率化ツールの一つで、CRM、SFA、MAなど、営業活動のさまざまな業務をカバーします。
複数のプランがあるため、中小企業から大企業まで幅広く活用可能。世界で15万社以上の企業に活用されています。
また、各種プラットフォームとの連携が可能で、生成AIを活用した「Einstein」を使える点も魅力的です。
eセールスマネージャー Remix cloud
利用料金:1ユーザー当たり月額1,000円~
SFAとしての基本機能をすべて搭載した純国産SFAツールです。
5,500社を超える導入実績により培われたノウハウをもとに、ツールの定着までサポート。95%という高い定着率を誇っています。
直感的に使える画面で使いやすく、シングルインプット・マルチアウトプットのため何度も同じ情報を入力する手間がいりません。
パソコンでもスマホでもリアルタイムで情報をチェックできるため、コミュニケーションを密にでき、営業活動を効率化できます。
詳細は、以下の記事もご確認ください。
【無料ダウンロード】「eセールスマネージャーRemix Cloud」で即実現!~CRM/SFAの活用方法のご紹介~
Mazrica Sales(マツリカセールス)
利用料金:月額27,500円~(5ユーザー用)
以前は「Senses」と呼ばれていた国産SFAで、営業活動に必要な情報を一元管理できるツールです。
見やすさや使いやすさを重視していることは特徴の一つ。
案件はカード形式で直感的に確認でき、AIにより営業案件のリスク分析を行えます。
また、名刺や手書きメモをスキャンして自動入力する機能や、多種多様なクラウドサービスと連携可能な点も魅力的です。
Sansan
利用料金:要問い合わせ
名刺管理ツールから、いまや営業DXサービスとなったSansan。名刺管理機能はもちろん、100万件を超える企業情報も活用できるツールです。
スキャンした名刺は、AIの活用により99.9%の精度でデータ化が可能。顧客リストをスピーディーに作成でき、豊富な企業情報と組み合わせることで効果的な営業活動を後押しします。
メール配信やDMなど、マーケティングに役立つ機能も搭載しています。
営業支援ツールは下記の記事で詳しく解説しているので、併せて参考にしてください。
参考:SFA(営業支援システム・ツール)は何のために導入するのか?御社にピッタリ厳選12ツールを紹介!
オンラインミーティングツール
オンラインミーティングは、離れた場所でも手軽に打ち合わせを行えることが魅力です。画面越しとはいえ顔を見ながら話す機会が増えることは、良好な関係性の維持に役立つでしょう。
ここでは、オンラインミーティング用のツールを2つ紹介します。特徴を理解し、自社に合ったツールを選んでください。
Zoom(ズーム)
利用料金:無料版あり。プロ版は月額2,125円~
多くの企業に利用されているオンラインミーティング用ツールで、最大1,000人参加のミーティングが可能、チャット機能もあります。
ミーティングは録画ができ、さらに検索可能な文字起こし機能もあります。
画面共有機能も搭載しているため、文字では伝わりにくい情報もスムーズに伝えることが可能です。
Whereby(ウェアバイ)
利用料金:無料版あり。有料版は月額8.99ドル~
ノルウェーの会社のツール。PCにインストールせず、ブラウザでオンラインミーティングができます。ミーティングに使うURLは固定のため、その都度発行する手間は必要ありません。
無料版には45分の時間制限があります。同時接続は100名まで可能です。
一方で有料版は、時間制限なく会議を行えます。同時接続はProが100名まで、Businessは200名まで参加可能です。
最先端のテクノロジーで営業活動を効率化しよう!
効果的・効率的な営業活動に寄与するツールは、企業により異なります。近年では、AIなど最先端のテクノロジーを活用したツールも登場しています。
機能を見きわめたうえで自社にフィットするツールを選び、営業活動を効率化しましょう。
これからの時代に売上をのばせる営業方法は、オンラインセミナーでもご紹介中です。
記事をお読みのご担当者様のなかには、営業活動にアウトソーシングを活用するケースもあるでしょう。アウトソーシングにおいても、CRM/SFAの活用は有効です。その理由は以下の資料で解説していますので、ぜひお読みください。