2023年11月最新!クラウド顧客管理(CRM)ツールおすすめ15選|比較表あり
この記事では、2023年11月25日時点の最新情報をもとに、クラウド顧客管理(CRM)ツールのおすすめ15選を紹介します。比較表もご用意しましたので、ぜひ活用してください。
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顧客管理(CRM)ツールとは?
CRMは、「Customer Relationship Management」の頭文字をとった略語です。日本語で、「顧客関係管理」などと訳されます。顧客と良好な関係を構築して、それを維持する仕組みのことで、LTV(生涯顧客価値)の向上などの効果が期待できます。
顧客管理ツールの主な目的は、見込み客や顧客との接点を「見える化」し、多様化した顧客の価値観に合わせて、最適なタイミングで最適な商品を提案することです。
参考:CRMとは?機能やメリット、導入時の選び方、活用のコツを解説
顧客管理(CRM)ツールの主な機能
顧客管理(CRM)ツールには、次のような機能があります。
顧客情報の管理・分析
社名・担当者・商談履歴・購入履歴などの情報を、顧客に紐づけて一元管理できます。蓄積された情報をもとにしたセグメント分析も可能で、効果的な営業活動やマーケティング施策の立案に役立ちます。
顧客へのメール配信
顧客の属性やステイタスに応じて、最適なメールを自動配信する機能が備わっているCRMも数多く存在します。開封率やエラー率などの分析も可能です。
問い合わせ情報や名刺の管理
社内に散らばりがちな問い合わせ情報や名刺も一括管理でき、部署を越えて活用できます。常に最新の情報に更新することで、それぞれの顧客や見込み客に対して最適な提案が実現します。
クラウド型の顧客管理(CRM)ツールを導入するメリット
CRMは、クラウド型とオンプレミス型に大きく分かれます。
クラウド型CRMは、インターネット上にアプリが存在する製品です。ベンダーが提供するWebサイトなどにアクセスをして、アプリの機能を利用します。インターネット環境があればどこでも使用可能で、自社でサーバーを持つ必要もありません。
クラウド型CRMの強みは、導入や運用にかかるコストを抑えやすいことです。また、多くの製品がトライアル期間を設けているため、導入前に使用感を確かめることもできます。
一方のオンプレミス型CRMは、自社のサーバー内に構築して運用する製品です。導入する企業のニーズに合わせてカスタマイズが可能ですが、高額な費用がかかります。
一定の安全性が確保されるようになったことで、現在ではクラウド型CRMが主流となっています。特別な事情がない限り、クラウド型CRMの導入がおすすめです。
クラウド顧客管理(CRM)ツールを選ぶ時のポイント
クラウド顧客管理(CRM)ツールを選ぶ前に、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
導入目的を明確にする
クラウド型CRMには、次のような機能があります。
- 顧客情報の管理・分析
- 営業活動の効率化
- カスタマーサポートの効率化
どの機能を重視しているかは、製品により異なります。そのため、導入前に目的を明確にすることが重要です。
ツールの見た目や実際の使用感を確かめる
視覚的に使用方法がわかりやすいツールは、組織に定着しやすくなります。誰でも直感的に操作できるかどうかも、無料トライアルで確かめましょう。
外部ツールとの連携可否もチェックする
連携できる外部ツールもチェックしたいポイントです。導入済みのツールと連携できれば、クラウド型CRMの使い勝手はよくなります。実際の使用シーンをイメージして、連携できるツールを確認しましょう。
おすすめのクラウド顧客管理(CRM)ツール15選
ここからは、主要なクラウド型CRMの中から、おすすめの製品15選を紹介します。
1. eセールスマネージャーRemix Cloud
eセールスマネージャーRemix Cloudは、5,500社以上の導入実績と95%の継続率を誇る国産のCRM/SFAツールです。
機能理解・操作習熟、データ活用定着、営業戦略・立案の3段階に分けて徹底したサポートを受けられるため、ツールを最大限活用できます。
「eセールスマネージャーRemix Cloud」で即実現!~CRM/SFAの活用方法のご紹介~
<料金>
スタンダード | 11,000円/月額(1ユーザーあたり) |
ナレッジシェア | 6,000円/月額(1ユーザーあたり) |
スケジュールシェア | 3,000円/月額(1ユーザーあたり) |
2. Sales Cloud
Gartner社が調査・公開している「マジック・クアドラント」のSFA部門において、14年連続で「リーダー(=将来のポジションを確立している)」に選ばれているクラウド型CRMです。
AIが受注確度の高い顧客や正確な売上予測の把握をサポートしてくれるのが大きな特徴で、コミュニケーションアプリのSlackと連携可能です。
機能面は優れていますが、入力項目が多いため、ツールの定着までに時間がかかる可能性があります。
<料金(年間契約の場合)>
Starter | 3,000円/月額(1ユーザーあたり) |
Professional | 9,600円/月額(1ユーザーあたり) |
Enterprise | 19,800円/月額(1ユーザーあたり) |
Unlimited | 39,600円/月額(1ユーザーあたり) |
Unlimited+ | 60,000円/月額(1ユーザーあたり) |
参考:セールスクラウド(Sales Cloud)とは?機能や価格、評判を徹底解説
3. Microsoft Dynamics 365
Microsoft Dynamics 365は、セールス・マーケティング・サービス・コマース・財務・サプライチェーンに関するアプリが用意されており、ワンストップでビジネスを包括的にサポートできる点が魅力です。
たとえばセールスでは、蓄積したデータをもとにAIを活用してインサイトを取得し、見込み客の育成や顧客関係の構築へとつなげることができます。
多彩な機能を備えているのが魅力のツールですが、すべての機能を使いこなすには、ある程度の知識が必要です。
<料金>
1アプリあたりの料金(2つ目からは別料金の設定あり)
Business Central Essentials | 8,750円~/月額(1ユーザーあたり) |
Business Central Premium | 12,500~円/月額(1ユーザーあたり) |
Customer Service Professional | 6,250円~/月額(1ユーザーあたり) |
Sales Professional | 8,125円~/月額(1ユーザーあたり) |
4. Sansan
Sansanは、名刺管理機能を軸として、企業・人物・接点の3つの情報を組み合わせてビジネスチャンスを見つけるクラウド型CRMツールです。
100万件以上の企業情報があらかじめ登録されており、人事異動情報などの最新情報も把握可能です。
<料金>
要問い合わせ
5. Knowledge Suite
Knowledge Suiteは、CRM・SFA(営業支援システム)・グループウェアなどの機能をひとまとめにしたサービスです。チームメンバーがそれぞれに適したアプリを使用して、必要な情報だけを共有できます。
<料金>
グループウエア | 10,000円/月額 |
SFAスタンダード | 50,000円/月額 |
SFAプロフェッショナル | 80,000円/月額 |
6. kintone
kintoneは、専門的な知識がなくても、ドラッグ&ドロップなど簡単な操作で業務に必要なシステムを構築できるクラウドサービスです。業種・部署別に100種類以上のサンプルアプリが用意されており、外部サービスとの連携も可能なので幅広い業務に対応できます。
<料金(年間契約の場合)>
スタンダードコース | 1,500円/月額(1ユーザーあたり) |
ライトコース | 780円/月額(1ユーザーあたり) |
7. Zoho CRM
Zoho CRMは、ドラッグ&ドロップでレイアウトをカスタマイズできるクラウド型CRMです。主な機能は、顧客管理・営業支援・マーケティングオートメーション・分析レポートの4つです。
データ入力、営業フォローアップ、見込み客のスコアリングなどを自動化できるため、営業担当者はコア業務に集中できます。
<料金(年間契約の場合)>
スタンダード | 1,680円/月額(1ユーザーあたり) |
プロフェッショナル | 2,760円/月額(1ユーザーあたり) |
エンタープライズ | 4,800円/月額(1ユーザーあたり) |
アルティメット | 6,240円/月額(1ユーザーあたり) |
8. FlexCRM
FlexCRMは、顧客管理・営業支援・お客様サポート・マーケティング・業務プロセス管理・ワークフローに機能が分かれているクラウド型CRMです。業種・業態別にテンプレートが用意されており、カスタマイズもできます。
<料金>
スタンダード | 1,200 円/月額(1ユーザーあたり) |
プレミアム | 2,000 円/月額(1ユーザーあたり) |
エンタープライズ | 要問い合わせ |
9. Mazrica Sales
Mazrica Salesは、営業プロセス支援に強みを持つクラウド型CRMです。
蓄積したデータをもとに、想定されるリスクやよく似た案件などのアドバイスをAIが行ってくれます。また、取引先に関係する情報を自動収集する機能を備えているため、最新の情報をもとに営業戦略の立案が可能です。
<料金>
Starter | 27,500円~/月額 |
Growth | 110,000円~/月額 |
Enterprise | 330,000円~/月額 |
10. GENIEE SFA/CRM(旧:ちきゅう)
GENIEE SFA/CRMは、定着率が高い国産クラウド型CRMです。顧客情報を1ページに集約するなど、誰にとってもわかりやすいユーザーインターフェースが採用されています。
商談状況はフェーズごとにカード形式で表示されるため、受注確度の高い案件から優先的に営業活動を行えます。
<料金(年間契約の場合)>
スタンダード | 29,800円/月額(10ユーザー分を含む) |
プロ | 49,800円/月額(10ユーザー分を含む) |
エンタープライズ | 98,000円/月額(10ユーザー分を含む) |
11. HubSpot
HubSpotは、見込み客の獲得・育成をサポートするクラウド型CRMです。世界120か国以上、14万社以上に導入されています。
マーケティング・セールス・サービス・CMS・オペレーションに関するツールが用意されているため、幅広い業務に活用できることです。
すべてのツールに無料プランがあり、コストをかけずに始められます。有料プランに切り替えれば、さらに機能が充実します。
<料金>
無料~有料プランまで選択可能
12. formrun
formrun(フォームラン)は、問い合わせフォームやアンケートフォームなどを簡単に作成できるクラウド型CRMです。
対応状況の管理やメール対応も可能で、問い合わせが発生すると、Slack・Chatwork・メールなどの外部ツールに即時通知されます。GoogleスプレッドシートやSalesforceとの連携もできます。
<料金(年間契約の場合)>
FREE | 無料 |
BEGINNER | 3,880円/月額 |
STARTER | 12,980円/月額 |
PROFESSIONAL | 25,800円/月額 |
13. Ambassador Relations Tool
Ambassador Relations Toolは、マーケティングに必要な機能を組み合わせたクラウド型CRMです。
主な機能は、顧客管理・メール配信・フォーム・マーケティングオートメーション・レビューページ作成機能・分析機能・レポート機能です。
顧客ごとに商談履歴やサポート履歴などを登録・管理可能で、履歴をもとに顧客グループも作成できます。
<料金>
フリープラン | 無料 |
クラウドプラン | 29,480円/月額 |
クラウドBプラン | 110,000円/月額 |
14. Synergy!
Synergy!は、国産のクラウドCRMツールです。サポート体制が充実しており、はじめてCRMツールを使用する企業も迷わず運用までたどり着けるでしょう。
ビジネス規模や部署の大きさに合わせて使いたい機能だけを選択できるため、コスト削減につながります。
<料金>
データベース/フォーム | 15,000円〜/月額(初期費用 118,000円) |
メール配信・アンケートなどのオプション | 10,000円〜/月額(初期費用 30,000円) |
15. GEOCRM.com
GEOCRMは、地図をベースに顧客管理を行う「フィールドナーチャリング」が特徴のCRMです。
顧客の属性情報とヒアリング情報をツールにインプットすると、エンゲージメントマップができあがります。また、「ターゲットスライダー機能」の活用により、見込み客を視覚的に色分けすることも可能です。
<料金>
スタンダード | 1,800円/月額(1ユーザーあたり)(初期費用50,000円) |
プロフェッショナル | 2,400円/月額(1ユーザーあたり)(初期費用 100,000円) |
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